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2024 春 ヒヤリハット報告事例

 

今年も春秋の全国交通安全運動の期間に併せて、従業員の皆さんにヒヤリハット報告をしていただいております。

ヒヤリハット報告事例というのは、事故には至らなかったものの、一歩間違えれば事故になっていたという事案で、それによって気付かされた事、学んだ事を、述べる場です。

当社の皆さんは、プロとしての自覚を持って従事されていますので、そう頻繁に起こる事ではありません。

 

ですから当社ではその意味を広げて、見たこと聞いたことに加えて、危険箇所の共有ということも共有する場としています。

 


今回は『学校関係のヒヤリハット』というテーマで17件の事案を提出いただきました。

そして、発表テーマの補足として、『衰えを感じる点とそれを補う為に心がけている事』についても書いて頂きました。当社に限らず業界全体の課題の一つにドライバーの高齢化が挙げられます。そのなかで、個人レベルでも意識して、運動能力や反射神経、認知能力の維持向上を目指す事も大切であるかと考え、このようなテーマで皆さんに発表して頂きました。

学校関係のヒヤリハットでは、やはり集団登校時や下校時での事案が多いのと、特に当社は学校給食の配送を行っておりますので、構内での徐行のみならず作業全般にも気を配りながら、業務に従事しております。

衰えを感じる点と心掛けについてですが、様々な報告が寄せられましたが、皆さん個人レベルでしっかり考えられていて、若い時よりも安全意識は高まり、注意深くなっているという報告もありました。良い傾向だと思います。

これからもプロドライバーとしての意識を高め、交通社会の手本となる会社であり続けるために、様々な事に取り組んでいきたいと思います。

斎藤 剛