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読書の秋

 

11月といえば、紅葉などの行楽シーズンや、

ボジョレーヌーボー解禁、などなど、朝晩寒くなってきましたが、まだ過ごしやすい季節です。

 

そこで、読書をするのも良いかと思い、

9月に稲盛和夫さんの追悼番組がありましたので、もう少し掘り下げて色々と知りたいと思いました。

 

そういう訳なので、遅ればせながらも著者を読んでみました。本のタイトルは、考え方、心、の2冊です。

 

人生を生き抜く中で、良い考え方と悪い考え方とは何か。

 

この2冊の中から私なりに、印象に残ったことをいくつかまとめてみました。

 

 

 

1、物事の判断基準。

 

個人の私利私欲、損得感情ではなく、人として正しいかどうか。自分が儲かるとか損するとかではなくてしっかり正義を貫き、善なる動機があるかどうか。

 

2、自分の為ではなく、他者への思いやりの心をもつこと。

能力、才能よりも素晴らしい人間性があるかどうか。

 

 

 

能力、才能があるだけの人は、往々にして

つい自分の才能を鼻にかけ、相手を見下し傲慢に振るまってしまう。

 

自分のメリットになる事にしか行動しない人、自分が1番偉いと口にだしたり思い続けてる人たちは、次第に人が離れていく。

 

つまり、誰かの為に行動が出来る人、利他の心が最も大事である。

自分の為よりも誰かの為に行動すると巡り巡って自分に不思議と物事が上手く運ぶ。

 

3、悪しき心をもつ人には、かかわらないのが最善の策。

 

心が引き寄せないものはやってこないと言う法則は、他人を騙したりするような人が近づいて来るとしたら、自分の中に同様の心があり、その心が悪い人や出来事を引き寄せている。

 

そうは言っても悪しき心をもつ人が現れたらどうするか。もっとも良い方法はかかわりをもたず離れていくこと。

 

自分が真剣に取り組んでいる事に関して、

理由なく批判したり、足を引っ張ってきたりする人にはいっさい耳を傾けず相手にしない

 

誹謗中傷で根拠もなく人を落としめようとする人たちには、反論したり打ち勝とうとしなければ、いずれそれ相応の報いを受ける。

 

そのような人が近づいてきても同調したり、対抗したりしなければ、やがて静かに去っていくもの。

 

4、謙虚にして驕らず。

 

謙虚な心を続けてると感謝の心を育み、やがて悪い出来事を遠ざけ、よりよい人生のお守りになる。

 

5、足るを知ること。

 

幸せを感じる心を養うことが大切。

つまり、今現在を日々感謝する心を持って生きると人生は幸せなものになっていく。

 

6、思いの力。

 

人があらゆる行動を生み出すのが思いであり、まず思うことなしには、何事も現実に現れてくることはない。

自分はこうありたいと強く思い続ける事。

こうなったらいいな、ではなく必ずこうありたい!と心の奥底から四六時中思い続ける。そうでなければ実現することはない。

 

 

とまぁ、より良い人生を生きるには凄く大事なことだと思いました。

とくに悩みごとなどで自分を見失った時などに、力をもらえ元気になる気がしましたね。

 

私も継続は力なりで、本を一回読んだだけではなく、何回も読んで少しずつですが、

進歩出来るように実践したいと思います。

 

One for all  All for one。

1人はみんなの為に、みんなは1つの目的の為にベクトルを合わせる。

トランスポートランは、人間性を学んでいく会社です。

 

秋の夜長に読書も、たまにはいいもんですね〜

 

 

ABs